サルヴァドール・デ・バイア歴史地区

Pelourinho, Salvador's Historic Centre - Salvador, Brazil

遺産名:Historic Centre of Salvador de Bahia
場所:バイーア州サルバドール
登録区分:文化遺産
登録年:1985年
アクセス:サンパウロやリオデジャネイロなどブラジル各都市からフライト / バスあり。

サルヴァドール・デ・バイア歴史地区は、サルヴァドール(Salvador)にある、250年間の首都としての繁栄が、現在にまで残る建築物に現れている歴史地区。市街は上の町(cidade alta)と下の町(cidade baixa)に分かれており、大聖堂と政府関係の建物が最も高い地点にあります。町にはブラジル初の大聖堂、最古の医学校など植民風の建築物が多く残されているとともに、アフリカの影響を多く受けた、サンバやブラジルの料理など多種多様の文化やヨルバ・カンドンブレや格闘技カポエイラの中心地として、昨今とても有名になっています。

サルヴァドールはブラジル北東部、大西洋岸にある港湾都市。ブラジル、バイーア州の州都である。国内ではサルヴァドールよりも「湾」を意味するバイーアと呼ばれる方が一般的です。 大西洋に面し、「諸聖人の湾」を取り囲む半島に位置している。主要な輸出港であるとともに、この湾周辺のレコンカヴォ・バイアノ (Recôncavo Baiano)大都市圏の中心でもあります。人口も、ベロオリゾンテを抜いて現在ブラジルで3番目に大きな都市に成長しています。

サルヴァドールの正式な名称は諸聖人の日(万聖節)に発見されたことから、サン・サウヴァドール・ダ・バイーア・ジ(デ)・トードス・オス・サントス(諸聖人の湾の、聖なる救世主という意味)と名付けらました。サルヴァドール自体はポルトガル語で救世主(キリスト)を意味します。

サルヴァドールは1549年から1763年までブラジル最初の首都として機能しており、植民地だったブラジルを支えた砂糖産業の中心として、また、アフリカから連れてこられる奴隷の上陸地として200年に渡り繁栄を極めます。宮殿や教会が建てられ、新世界で最も栄えて、華やかな都市となり、18世紀には南北アメリカ大陸でもっとも大きな都市でもありました。

18世紀半ば砂糖産業の衰退と共にブラジル南部のリオ・デ・ジャネイロに首都は移され、政治的な力は失ないましたが、アフリカから連れてこられた黒人奴隷たちがこの街に多く住み、音楽、料理、風習などから現在のブラジル文化の根幹を成すアフロ・ブラジル文化が生まれました。現在は、350もある教会に加え、現在も人口に対する黒人系住民の比率が他の都市に比べ高いことから「黒いローマ」と呼ばれるほどです。今やアフリカ文化の影響は、料理や音楽、生活文化を通して地域の外にまで広がっています。


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