ブラジルの概要

南アメリカ最大の国「ブラジル」

corcovado: cristo redentor

ブラジル連邦共和国(ポルトガル語: República Federativa do Brasil)、通称ブラジルは、南アメリカに位置する連邦共和制国家です。南アメリカ大陸最大の面積を擁する国家であると同時にラテンアメリカ最大の領土と人口をもつ国家で、世界でも第5位の広大な国土を持っています。加え、南北アメリカ大陸で唯一のポルトガル語圏の国であり、同時に世界最大のポルトガル語使用人口を擁する国でもあります。更に、ラテンアメリカ最大の経済規模であると同時に世界で6番目の経済規模でもあります。

その国土の東南と東は大西洋に面し、延々と続く海岸線には、世界有数の美しいビーチがいくつも点在しています。そして北はベネズエラ、ガイアナ、スリナムと仏領ギアナ、北西にはコロンビア、西はボリビア、ペルー、南西にはアルゼンチンとパラグアイ、南はウルグアイと、実に10ヶ国との国境に接しています。(つまりチリとエクアドル以外の全ての南米諸国)また、大西洋上のフェルナンド・デ・ノローニャ諸島、トリンダージ島・マルティン・ヴァス島、セントピーター・セントポール群島もブラジル領に属しており、その国土の広さを物語っています。

南米大陸の約半分を占めるブラジルは気候も各地で違います。中南部にはパンタナールの湿原があり、南東部は山岳地帯で、北部は、アマゾン河流域とブラジル高原からなり、熱帯樹林に覆われた人跡未踏のエリアも多々あります。文化においても、アマゾンの熱帯樹林の中でほとんど近代的な物を持たずに暮らす人々がいるかと思えば、近未来的なブラジリアの人工都市があります。サルバドールの黒人文化やリオのカーニバルやコパカバーナ海岸、サン・パウロの商業都市やポルト・アレグレのガウーショなど、この多様性こそがブラジルの顔と言えます。

気になる治安ですが、ここ数年でおもな観光地や都市部に観光警察や交番が配備され、ブラジルの治安は格段とよくなってきています。しかしながら、観光地各地にも、スラム街があるのも事実で、人通りの少ないところや夜は極力出歩かないよう気を付けてください。

日本とブラジル

日本とブラジルは昔から、とても深い関係にあります。1908年に日本からブラジルへの最初の移民船「笠土丸」の渡航以来、多くの日本人が仕事や夢を求めてブラジルへ移民しました。その子孫を含め、現在約140万人もの日系人がブラジルに住んでおり、芸術やスポーツなどの文化活動から、医療や政治に至るまでブラジルのあらゆる現場にて活躍しています。また、1990年頃からは、多くの日系ブラジル人が日本に「出稼ぎ」に来るようになりました。少子高齢化社会に突入した日本の産業界では日系ブラジル人の方々は大切な労働力として重要視されています。


ブラジル基本データ

国名

ブラジル連邦共和国(省略:ブラジル)
ポルトガル語の正式名称は、República Federativa do Brasil (略称:Brasil)
英語では、Federative Republic of Brazil (略称:Brazil)

首都

ブラジリア

元首

ジルマ・ヴァナ・ルセフ大統領(2011年1月就任、任期4年)

人口

1億9075万人(2010年)

政治体制

大統領を元首とする連邦共和制。ブラジルは26の州と1連邦区(首都ブラジリア)から構成され、全土をNorte(北)、Nordeste(北東)、Centro-Oeste(中西)、Sudeste(南東)、Sul(南)の5地域に分けられています。

民族構成

白人系55%、混血38%、黒人系6%、アジア系ほか先住民など1%。

宗教

国民の大部分がローマ・カトリック。ほかにプロテスタントやユダヤ教、アフリカ起源の民俗宗教(カンドンブレーほか)など存在しています。

国旗

緑は森、黄色は鉱物、青い丸は空を表しています。空の中の27個の星は、26州と首都ブラジリアを意味しており、1889年11月15日に無血革命で共和制になった際のリオ・デ・ジャネイロの星座となっています。また、中央の文字は「秩序と進歩」を意味しています。


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