マラカナンの悲劇


By Brazilian Government / Empresa de Obras Públicas do Estado do Rio de Janeiro (EMOP) [CC-BY-SA-3.0 or CC-BY-2.0-br], via Wikimedia Commons

ワールドカップ第4回ブラジル大会は第二次世界大戦後初めて開催された大会だった。

前回の第3回大会は、フランスのパリで1938年に開催されイタリアがハンガリーを4対2で破り優勝を飾っている。

さて、第4回ブラジル大会は戦後間もない1950年に開催されたが、戦争の混乱からまだ抜け出せない国もあり、棄権が相次いだという。

問題の「マラカナンの悲劇」は、1950年7月16日、リオデジャネイロのエスタジオ・ド・マラカナンで起こった。 

サッカー王国ブラジルは順当に勝ち上がり、決勝リーグに進出。
スウェーデンを7-1、スペインを6-1の大差で退けた後、事実上の決勝戦と言われた決勝リーグ第3戦(最終戦)のウルグアイ戦を迎えていた。

まずは先制点を奪い順調に見えたブラジルは同点に追いつかれた後、後半34分に勝ち越し点を奪われたまま無念の試合終了のホイッスルを聞くことになる。

ウルグアイ戦に同点引き分け以上の成績を残せば、優勝できる状況にあったためブラジルサポーターは無念の涙を飲んだが、大会会場では心臓発作や自殺で4人が亡くなったという。

このことから、第4回ブラジル大会のことは、会場のエスタジオ・ド・マラカナンの名前を取って『マラカナンの悲劇』と呼ばれることになった。

ちなみに、2014年ワールドカップ第20回大会は64年ぶりにブラジルで開催されることになるが、決勝戦は、前回大会同様エスタジオ・ド・マラカナンで7月13日に行われるというから何か因縁めいたものを感じる。

はたしてブラジル悲願の自国開催大会優勝なるか!?


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